新しい事にチャレンジするときは、気持ちも高まり、
ゴールを想像し、スタートするのではないでしょうか。
宅建の学習も、「宅建合格!」という言葉を思い浮かべながら、
多くの方は教材を選び、テキストを読みはじめられると思います。
しかし、「なんだか難しいかな?」と感じ、はやばやに挫折される方もいらっしゃいます。
宅建試験は、もちろん易しい資格ではありません。
でも、まじめにしっかり学習をすれば、合格できる資格ですから早々に挫折するのは残念なことです。
そこで、最初は「教えて」もらいましょう。
独学でコツコツと学習する方法も良いと思いますが、1行1行、内容を読み取り、理解するのは大変です。
講師による分かり易い講義で、「教えて」もらえば、理解も早く、学習時間も短縮できます。
当社では、法人企業の受講者には、宅建講師を派遣し「企業内講習会」を実施していますが、
個人の皆様には、「講習会」を収録した宅建DVD通信講座や
ストリーミング配信の宅建web通信講座をお薦めしております。
学習方法は色々ありますが、「教えて」もらうことから学習をスタートし、宅建合格を目指しましょう。
【宅建コラム No.2】 宅建登録講習のお申込みはお早めに!
宅建業に従事されている方対象の5問免除となる「宅建登録講習」の申込締切が迫っています。
「宅建登録講習」は、2か月の通信講座と、2日間のスクーリングを受講後、
修了試験の合格者へ修了証が届きます。
登録講習の受講開始から修了証が届くまで、2か月と数日の期間が必要となります。
それらを考慮し逆算すると、4月中旬までに「登録講習」の申込みをすれば、
宅建試験の申込受付が開始される7月1日までに「修了証」がお手元に届きます。
でも、4月中旬以降に登録講習の申込みをすると、修了証の到着が7月15日以降となり、
宅建試験申込受付の締切(8月1日)の直前となります。
(※宅建試験のインターネット申込みは7月15日締切ですので、間に合いません。)
できるだけ余裕をもって、「宅建登録講習」をお申込みください。
【宅建コラム No.1】 宅建合格を目指すなら、早めのスタートで学習時間の確保を!
早いもので、桜の開花シーズンの到来とともに、まもなく4月となります。
10月の宅建試験(10月16日予定)まで、
まだ十分に時間があると思っている方も多いのではないでしょうか。
それでは、宅建受験に要する学習時間はどのくらい必要なのでしょうか。
学習時間には個人差があり、一概には言えませんが、
受験指導の経験から、合格を強く望むのであれば、200時間以上が必要です。
4月中旬から学習をスタートした場合、10月試験日まで半年(180日)となります。
だいたい1日平均1時間以上の学習時間が必要となります。
多忙な毎日では、この学習時間を確保することはなかなか大変ですね。
試験直前に集中して学習することを前提としても、できるだけ早くスタートし、
最初は、毎日30分ずつでも、宅建の学習を「習慣化」させてみてはいかがですか。
あまり負担になるような方法でなく、
徐々にペースアップするスケジュールで、宅建学習することをお奨めいたします。
宅建過去問ファイル 訂正のお知らせ
「宅建過去問ファイルa」訂正のお知らせ
イープラ宅建講座をご受講いただきまして、誠にありがとうございます。
皆さんにお送りしております過去問ファイルaにおいて、
一部記載内容の欠落や誤植がございましたことを、深くお詫び申し上げます。
訂正内容を下記のPDFファイルにてお知らせしております。
お手数をおかけいたしますが、ご確認いただきまして訂正等を願いいたします。
「法令上の制限」 講義映像の配信を開始いたしました。
e-pla宅建web講座「法令上の制限」 講義映像を公開中です。
法令上の制限(第7区分~第10区分)の講義映像を公開いたしました。
「権利関係」「税その他」は、準備中となります。
配信日が確定しましたら、当ホームページにてお知らせいたします。
宅建試験ガイド
1.宅地建物取引士とは
「宅地建物取引士」とは、不動産取引の専門家として、不動産を取引しようとしている人に対し、その物件について重要なことを説明する人のこと。法律では、一般の人達を保護し、不動産取引を円滑にするため、不動産会社に一定数以上の専任の取引士が必要と規定しています。
取引士は、不動産・建設・金融など不動産取引に関係する業界にニーズが高く、社会的にも価値ある資格とされています。
2.宅地建物取引士なるには
取引士になるためには、まずは宅建試験に合格する必要があります。合格後、実務経験が2年未満の方は登録実務講習を受講し、都道府県知事に取引士資格を登録。さらに法定講習を受講した後、都道府県知事から取引士証の交付を受けます。これでようやく「取引士」としての仕事ができるようになります。
■宅地建物取引士になるまでの道のり

宅建試験に合格しても、すぐに取引士資格を登録する義務はありません。合格という事実は一生有効となりますので、将来、資格が必要になったとき、一定の手続きで、登録、取引士証の交付を申請してください。
3.宅建試験の実施要綱
試験の実施要綱は以下のとおりです。
| 試験の日程 | 毎年10月第3週の日曜日に実施(年1回) |
| 申込書の配布 | 毎年7月上旬より申込締切日まで配布 |
| 受験申込締切 | 毎年7月下旬頃 |
| 試験時間 | 2時間(午後1時から3時) |
| 試験方法 | 50問の四肢択一問題(記述問題はなし)問題は全国共通 |
| 受験資格 | なし(誰でも受験は可能) (国籍・学歴等の制限はありません。) |
| 実施機関 | 一般財団法人 不動産適正取引推進機構試験部 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-8-21第33森ビル3F 電話 03-3435-8181 ホームページ:http://www.retio.or.jp/ |
■受験までの流れ

4.受験者数・合格率
宅建試験は、国家試験の中でも毎年20万人以上の人が受験申込みをし、平成30年度は26.5万人が受験申込みをした人気の資格です。受験者数、合格者数、合格率等は以下のとおりです。
| 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
| 申込者数 | 258,511人 | 265,444人 | 276,019人 | 259,284人 | 296,518人 |
| 受験者数 | 209,354人 | 213,993人 | 220,797人 | 204,250人 | 234,714人 |
| 合格者数 | 32,644人 | 33,360人 | 37,481人 | 34,338人 | 41,471人 |
| 合格率 | 15.6% | 15.6% | 17.0% | 16.8% | 17.7% |
| 合格ライン(10月実施) | 35/50問 | 37/50問 | 35/50問 | 38/50問 | 34/50問 |
| 合格ライン(12月実施) ※一部地域で実施 |
36/50問 | 34/50問 |
過去5年分の試験結果の概要を見ると、合格者数が3万人から4万人へと増加しています。申込者数、受験者数ともに増加しており、人気の資格といえますが、合格率は15%から18%程度であることが分かります。つまり、宅建試験は、数字の上では全受験者の6人に1人程度しか合格できない、難しい国家試験のひとつです。多くの人が真剣に取り組んでいますから、甘い考えではいけませんが、無駄なく、効率的にしっかりと勉強をすれば、必ず合格できる試験ですから、合格率だけを見て不安になる必要はありません。
5.試験科目
試験科目は、以下の表のようになっています。
本試験出題順の科目(平成26年度)
| 科目 | 主な内容 | 出題順番 | 出題数 | |
| 1 | 権利関係 | 民法、不動産登記法 など | 問1~問14 | 14問 |
| 2 | 法令上の制限 | 都市計画法、建築基準法 など | 問15~問22 | 8問 |
| 3 | 税 | 不動産取得税、譲渡所得税 など | 問23~問24 | 2問 |
| 4 | 価格の評定 | 地価公示、不動産鑑定評価 | 問25 | 1問 |
| 5 | 宅地建物取引業法 | 宅建業法全般 | 問26~問45 | 20問 |
| 6 | 需給、取引の実務 | 不動産の統計、住宅金融公庫 など | 問46~問48 | 3問 |
| 7 | 土地・建物 | 土地・建物について | 問49~問50 | 2問 |
出題科目のうち、「権利関係」(14問)、「法令上の制限」(8問)、及び「宅建業法」(20問)は、全体の84%を占めることから主要三科目と呼ばれ、宅建試験に合格するためには、特に十分な勉強が必要とされている科目です。
●登録講習修了者の試験一部免除の制度
宅建業に従事し、登録講習を修了した人には、問46から問50までの5問を、受験科目から免除する制度があります。

![宅建従事者対象[5問免除]宅建登録講習](https://www.epla-takken.jp/wp/wp-content/uploads/bnr200_toroku_koushu-300x120.png)